夏に多い病気シリーズ② 熱中症

🌞 熱中症にご注意ください~命を守るために知っておきたいこと~

① 熱中症とは

熱中症とは、高温多湿な環境で体温調節がうまくできなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こる病気です。

屋外だけでなく、室内でも発症することがあり、特に高齢者や乳幼児、持病のある方は注意が必要です。


② 今年も熱中症対策が重要です

厚生労働省では、熱中症による健康被害を防ぐため、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施するとともに、職場での熱中症対策の強化を進めています。近年は、早期発見や重症化を防ぐための体制整備も重視されています。(厚生労働省)

また、熱中症は仕事中だけでなく、家庭や日常生活でも起こります。


③ 熱中症を予防するために

💧 こまめな水分補給

のどが渇く前から、水分を補給しましょう。

大量に汗をかいたときは、水分だけでなく塩分も補給しましょう。


❄ エアコンをためらわずに使いましょう

「まだ大丈夫」

これが一番危険です。

室温28℃を目安に、エアコンを上手に利用しましょう


👒 外出時の工夫

  • 帽子をかぶる
  • 日傘を利用する
  • 日陰で休憩する
  • 暑い時間帯の外出を避ける

🍽 食事・睡眠も大切

朝食を抜いたり、寝不足だったりすると熱中症になりやすくなります。日頃からしっかりと睡眠をとり、栄養をとって、熱中症にならないよう備えておきましょう。


④ 症状別の対応

🟢 軽症

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 手足がつる
  • 大量の汗 ※高齢者では汗をかきにくいこともありますので注意してください。

➡ 涼しい場所へ移動

➡ 水分・塩分補給

➡ 衣服をゆるめ、体を冷やす


🟡 中等症

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 集中力低下

➡ 自分で水分が飲めるか確認

➡ 改善しなければ医療機関を受診


🔴 重症

  • 呼びかけへの反応がおかしい

  • 意識がない

  • 全身のけいれん

  • 水分が飲めない

  • まっすぐ歩けない

🚑 ためらわず119番通報してください!!


⑤ 特に注意していただきたい方

  • 65歳以上の方

  • 小さなお子さん

  • 高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病などの持病がある方

  • 屋外で作業される方

高齢になると暑さを感じにくく、のどの渇きも自覚しにくくなるため、知らないうちに熱中症になることがあります。

周りの方も注意をしてあげてください。


⑥ 当院からのメッセージ

熱中症は、予防できる病気です。

「少しおかしいかな」と感じたら無理をせず、涼しい場所で休み、水分・塩分を補給しましょう。

症状が改善しない場合や、意識障害・けいれん・水分が飲めないなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診するか、119番通報をしてください。熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートが発表された日は、不要不急の外出を控え、エアコンを適切に使用するなど、普段以上の対策を心がけましょう。