医療法人社団同仁会 金光病院
- 平 日
- 午前8時30分~午前11時45分/午後1時30分~午後4時30分
- 土曜日
- 午前8時30分~午前11時45分/午後1時30分~午後4時
金光病院の理念
地域の人々の「健康」と「命」を大切にします。
金光病院の基本方針
- 1.急性期から終末期まですべての領域において全人的医療を行います。
- 2.患者様の自立を支援し、早期在宅復帰をめざします。
- 3.謙虚な心、礼節を忘れず、責任を持って最善の努力をします。
- 4.研修・研鑽に励み、質の高い医療・看護を提供します。
- 5.地域の中核病院として、周辺医療機関・施設との連携を推進します。
患者様の権利と責務
- 1.だれでも、どのような病気にかかった場合でも、良質な医療を公平に受ける権利があります。
- 2.だれもが、一人の人間として、その人格、価値観などを尊重され、医療提供者との相互の協力関係のもとで医療を受ける権利があります。
- 3.病気、検査、治療、見通しなどについて、理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで十分な説明と情報を受ける権利があります。
- 4.十分な説明と情報提供を受けたうえで、治療方針などを自らの意思で選択する権利があります。
- 5.自分の診療記録の開示を求める権利があります。
- 6.診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られ、病院内での私的な生活を可能な限り他人にさらされず、乱されない権利があります。
- 7.研究途上にある医療に関し、目的や危険性などについて、十分な情報提供を受けたうえで、その医療を受けるかどうかを決める権利と、何らかの不利益を受けることなくいつでもその医療を拒否する権利があります。
- 8.ご自分の病気の診断・治療方針などについて、当院の医師以外の医師の意見(セカンド・オピニオン)を聞く権利があります。なお、当院では現在のところセカンド・オピニオン外来は行っておりません。
- 9.良質な医療を実現するためには、医師をはじめとする医療提供者に対し、患者さまご自身の健康に関する情報をできるだけ正確に提供する責務があります。
- 10.いわゆる院内暴力、ストーカー行為、迷惑電話については、当院では法的処置も含め、断固たる対応をとりますのでご注意ください。
- 11.当院が提供した医療・介護の内容についてご不満のある方は、担当職員にお申し出いただくか、事務所受付の医療相談窓口にお申し出下さい。ソーシャル・ワーカーがお話を受け賜ります。またご意見箱(投書箱)も設置しております。
金光病院臨床に係わる倫理
いかなる疾患、状態であろうとも医療人として誠意を持って、患者様の治療に全力で当たらなければならない。
その中で、特に問題の多い以下の分野について、臨床上の倫理を定めました。
- 1、がん治療について
- 原則としてがん告知を行う。
- 行おうとする治療方法・効果・副作用・医療費用・代替治療法などについて患者様若しくはご家族に十分説明し、同意を得る。また、セカンド・オピニオンについても説明する。
- 治療方法はEBMに基づいたものであること。
- 治療効果にのみに固執せず、患者様の状態に合わせQOLを優先すること。
- 末期になり、治療効果が期待できないときは、疼痛緩和を主とすること。
- 多職種からなる医療ケア・チームで対応する。
- 2、終末期医療について
- 単なる延命治療よりも患者様の生活の質を重要視する。
- 肉体的、精神的、社会的苦痛に対し、医療ケア・チームとご家族が協力してチームケアに当たる。
- 心肺蘇生(CPR)について
CPRが必要、又は将来必要となることが予想される場合は、患者様又はご家族あるいは代理人にCPRの必要性、医学的効果、行わなかったときの不利益、実際の処置内容について、医師は詳細な説明を行った上で、CPRを行うかどうか決定していただく。 - リビング・ウイル(生前遺言)がある場合には、それを尊重する。
- 意思決定能力のある患者様からDNR(蘇生処置拒否)があるときは、それを尊重する。また、意思決定能力がない患者様においては、ご家族又は代理人のDNRに従う。また、医師の方からDNR指示が必要と判断したときは、ご家族又は代理人と話し合いの上、決定する。
- 薬物投与、化学療法、人工透析、人工呼吸器、輸血、栄養・水分補給などの中止については、患者様又はご家族と相談の上、決定する。
- 安楽死や自殺ほう助には加担しない。
- 3、遺伝子治療
- 過去行ったこともなく、将来も当院で行う予定はない。
- ただし、他院で受けたいという希望がある場合は、誠意を持って対応する。
- 4、脳死判定
- 当院は脳死下移植には関わっていない。従って脳死判定基準は特に定めない。
- 5、脳死移植
- 死亡後にドナーカードを所持していたり、ご遺族より臓器提供の申し出があった場合は、厚生労働省・(社)日本臓器移植ネットワーク、又は岡山県臓器バンクに連絡し、その指示に従う。
- 6、患者様の宗教上の理由により治療を拒否される場合は、
- 患者様の意思を尊重する。
- 7、代理人とは、
- 患者に法定代理人がある場合は、法定代理人。ただし、満15歳以上の未成年者については、疾病の内容によっては本人のみの請求を認めることができる。
- 診療契約に関する代理権が付与されている任意後見人。
- 患者本人から代理権を与えられた親族及びこれに準ずる者。
- 患者が成年で判断能力に疑義がある場合は、現実に患者の世話をしている親族及びこれに準ずる縁故者。
個人情報保護方針
金光病院における患者様の個人情報の利用目的
院内での利用
- 1.患者様、利用者様への安全かつ確実な医療サービスを提供するために利用させていただきます。
- 2.医療保険事務や、入・退院等の病棟管理、会計、経理、医療安全対策、サービス向上活動に利用させていただきます。
- 3.医療、介護サービスや、業務の維持・改善のための基礎資料として利用させていただきます。
- 4.学会発表や学術誌発表を行う際には、匿名とした上で利用させていただくことがあります。
- 十分な匿名化が困難な場合には、原則として本人の同意を得ます。
- 5.院内で行われる学生実習への協力や症例検討の際に利用させていただくことがあります。
- 6.医療事故などの報告。
院外への情報提供としての利用
- 1.他の病院、診療所、施設、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者との円滑な連携のために、当該患者様、利用者様の医療の情報を交換いたします。
- 2.他の医療機関等から当該患者様、利用者様への医療の提供のために照会があった場合には、回答いたします。
- 3.より適切な診療を行う上で外部の医師等の意見、助言が必要な場合に、情報の収集あるいは提供に利用いたします。
- 4.検体検査業務の委託等の場合、誤認防止のために情報を利用いたします。
- 5.ご家族等への病状説明に利用いたします。
- 6.審査支払い機関へのレセプト提出や同機関または保険者からの照会に対する回答に利用いたします。
- 7.事業者などから委託を受けて健康診断等を行った場合には、事業者等へその結果を通知します。
- 8.医師賠償責任保険等に係る医療に関する専門の団体、保険会社への相談、あるいは届出に利用することがあります。
- 9.当院の管理運営業務のうち、外部監査機関へ情報を提供する場合があります。
- 10.個人情報保護法に基づき、法令に基づく場合。
- 11.生命、身体、財産保護・公衆衛生の向上、児童の健康育成・国等の公共団体からの協力依頼の場合には、例外として、ご本人の同意を得ることなく利用することがあります。
上記のうち、情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を担当窓口までお申し出下さい。
お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更等をすることができます。
各種施設認定・施設基準等
☆施設認定等
- ・保険医療機関
- ・日本医療機能評価機構認定病院(Ver6.0)
- ・臨床研修病院指定施設
- ・救急指定病院
- ・第二次救急医療施設(岡山県南西部圏域救急医療)
- ・防火優良認定施設
- ・災害時支援協力医療機関
- ・おかやま子育て応援宣言企業登録病院
- ・臨床検査精度管理調査参加施設
- ・特定健康診査機関・特定保健指導機関
- ・日本病院会指定人間ドッグ実施病院
- ・原子爆弾被害者一般疾病医療取扱機関
- ・結核予防法指定医療機関
- ・労災保険指定医療機関
- ・指定自律支援医療機関(更生医療・育成医療)
- ・生活保護法指定医療機関
中国四国厚生局に届け出ている施設基準等
☆基本診療料
- ・急性期一般入院基本料
- ・療養病棟入院基本料
- ・看護職員処遇改善評価料
- ・診療録管理体制加算
- ・医師事務作業補助体制加算
- ・急性期看護補助体制加算
- ・療養病棟療養環境加算
- ・感染対策向上加算
- ・医療安全対策加算
- ・救急医療管理加算
- ・データ提出加算
- ・入退院支援加算
- ・認知症ケア加算
- ・せん妄ハイリスク患者ケア加算
- ・排尿自立支援加算
- ・病棟薬剤業務実施加算
☆特掲診療料
- ・がん性疼痛緩和指導管理料
- ・輸血管理料
- ・輸血適正使用加算
- ・地域連携診療計画加算
- ・がん治療連携指導料
- ・薬剤管理指導料
- ・検査、画像情報提供加算及び電子的診療情報評価料
- ・医療機器安全管理料
- ・外来化学療法加算
- ・在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
- ・検体検査管理加算
- ・外来排尿自立指導料
- ・CT撮影及びMRI撮影
- ・遠隔モニタリング加算
- ・外来腫瘍化学療法診療料
- ・無菌製剤処理料
- ・脳血管疾患等リハビリテーション料
- ・運動器リハビリテーション料
- ・呼吸器リハビリテーション料
- ・透析液水質確保加算
- ・体外衝撃波胆石破砕術
- ・体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
- ・下肢末梢動脈疾患指導管理加算
- ・胃瘻造設時嚥下機能評価加算
- ・胃瘻造設術
- ・人工腎臓、導入期加算
- ・BRCA1/2遺伝子検査
☆食事療養
- ・入院時食事療養(Ⅰ)
- ・入院時生活療養(Ⅰ)
☆選定療養
- ・特別の療養環境の提供
- ・180日以上の入院