医療法人社団同仁会 金光病院

看護部のブログ始めました!

毎日の現場の声を患者様に届けるよう、頑張って書いています!

看護部ブログ

2015.09.08

医師の卵に看護を教える

当院では定期的に岡山大学と川崎大学の医学生が実習に来られます。

昨日から5日間の日程で岡山大の医学部1年生が1名来ています。 看護部は半日担当するようになっています。

 

この中には内視鏡、透析室での実習も含まれているので、「看護」そのものは1時間から1時間30分です。

 

看護は私が担当しているのですが、医学生に何を教えれば「看護」を少しでも理解してもらえるのだろう。

 

考えた結果、今私がしているのは患者体験。

 

患者になってベッドを上下されると患者はどうなるのか。

 

上げると背中にずれ力が働き、いわゆる背抜きが必要となります。

 

これを私たちが怠れば、患者はどう?

 

訴えのできない患者だったら?自力で動けない患者だったら?

 

もうひとつ臥床したまま、お茶とヨーグルトを食べさせています。

 

どっちが飲み込み難い?

 

人に食べさせてもらう気持ちはどう?

 

行為一つ一つに患者に立場にたつことは大切よ。

 

他人に身を委ねないと何もできないってつらいよね。

 

すばらしい人間、医師になって地域の病院へ戻ってきて。

 

そのころ私は医療、介護を受ける身になっているだろうから。